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家族写真を撮れるというしあわせ

少し遅くなりました

大切なわたしの生まれた節目の日。

たくさんのおめでとう。

ありがとうございました。

大切な日だから一番大切なこと。

「生きてる」幸せからの「家族写真を撮る本当の意味」

について

わたしの思いを綴りたいと思います。

聞いてくだされば幸い。

書けただけで

もし誰にも伝わらなかったとしても

わたしの思いを伝えられた事に感謝し。

そんなスタンスです。

正しい

間違ってる

何もそこにはない。

ただ

わたしはこう思う。

それだけ。

かなり

ぶっ込んだ内容ではありますが

勇気を出してお伝えしてみます。

では。

はじまりはじまり。

____________________________________________________

誕生日の翌日に

改めて人がそこにいるという事は

幸せなことなんだと感じた出来事があって。

今回のコスモス撮影会でお子様を亡くされた御家族が参加してくださいました。

(記事は御家族の同意をいただき書記しています)

いないの。

撮れないの。

どんな姿でもいいってそう懇願しても

撮れないの。

おかあさんの腕にはいつも

亡くなったお子様イクちゃんの代わり。

リラックマちゃんがいました。

​​

みんなもリラックマちゃんを

イクちゃんとして大切にしている。

もう会うことは決して出来ない

けどいくちゃんへの思いはいつもそこにある。

撮影後自宅でこの写真をみて

涙がとまらなくなりました。

妊娠は当たり前に出来て

出産できることも当たり前で

五体満足に生まれることも当たり前で

そう思っている人がたくさんいることも事実だと思う

それでもいいと思う

ただ

生まれ

生きて

育つことは

決して当たり前じゃないと言うことを

本当の意味で知ってる人は

心の底から幸せを感じられる人だと思う。

命を丁寧に扱う事ができるんだから

自分自身も大切にあつかい

きっと周りの人も幸せにする。

稲垣さんのポストカードにも

「思い出は力になる」

と言う言葉があります。

彼もまたお父さんを大学生の時に亡くしました。

​​

キャッチボールが出来たあの日々。

兄弟喧嘩してバツバツに叱られた

あの日いたお父さん。

強くてかっこいいお父さんとは

もう今世では2度と一緒に写真を撮ることはできません。

そんな彼だからこそ

悲しみから上がってこれる言葉を

喜びは自分の内にあることを

知らせてくれる言葉をかけるんだ

とわたしは思う。

だから私たちのコラボを何度も利用してくれるお客様は

本当にみんな穏やかな

人との繋がりを本当の意味で大切にされている方が

多い気がします。

そんなお客様達から受け入れていただき

学ばせていただいているわたしは本当にしあわせです

生きている事にありがとうって

心の底から

最愛の子供達

親兄弟

大切な人達へ思えた時

人は最強になれるんだと思う

優しくなれるんだと思う。

三重の長尾夫妻も人には言えない苦しみや悲しみを

優しさに変えている人たち。

​​

だからこそ。

仏頂面でもいい

背中しか写らなかったとしてもいい

プロのカメラマンに写真を撮ってもらうから

写真撮ろうや~

って

嫁はんが(旦那が)言うから

しゃーなしやぞ~

って来た旦那さんに

花マルつけてあげてください。

一枚も笑顔の写真ないやーんって

そこにいて抱きしめられる我が子を

しっかり抱きしめて笑い飛ばしてください。

​​

そこには確実に家族の絆が残ってる。

子供達。大切な人たちの力になるから。

幸せを残しに

一組でも多く

家族写真撮りにきてほしい。

残して欲しい。

​​

それがわたしの願い。

ポジティブにいつでも考えれる人がリスペクトされがちな時代。

悲しみに蓋をしてポジティブに振るまって頑張る人も素晴らしいと思う。

ただ。悲しみのドン底にいた人が伝える優しい言葉こそ

全ての人を幸せにすることができるんじゃないかなと

わたしは思う。

最後に

お母さん。

いくつになっても

しっかりしてない娘だけど

すぐにすねる子供みたいな娘だけど

愛してくれて

孫達も愛してくれて

本当に幸せです。

わたしを生んでくれてありがとう。

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